#3 渋谷でだいじょうぶですよ

この連載、週刊のはずなのですが、友達と島に行って遊んだり、クラブに行って遊んだりして過ごしていたら、気付くととっくに一週間以上経っていました。そろそろ誰かに怒られそうなので、いま慌ててキーボード叩いています。

これは、いしいが無意味に引っ越したバンコクでの日常を綴るという連載。前回、前々回はタイへと引っ越すことになったきっかけと、引っ越しへの準備の様子を書いてきました。今回もその続きを書いて、出国するまでを順々に追っていくつもりでいたのですが、そんな昔のことなんかもうすっかり忘れてしまったので、また思い出したら書きますね。

話は変わるのですが、2013.5/24~6/10まで渋谷パルコ パート1地下1階 LOGOS GALLERYにて「POV STORE Bangkokシテン」という洒落たショップが開店してるそうです。

povstore_banner
なんでも、バンコクで入手した素材をもとに日本で活動する気鋭の作家が作った、ここだけでしか買えないオリジナル商品や、バンコクで買い付けたかわいい日用雑貨が販売されているとのこと。僕も遊びに行きたいのですが、家から遠すぎるので、誰か代わりに行ってきてください。
4月にはPOV STOREのシテン長こと、グラフィックデザイナーのいすたえこさん、POV STOREに出展する写真事務所、ゆかいのカメラマンの方々がバンコクを訪れ、買い付けと撮影のための弾丸ツアーを行ったのですが、僕はヒマだったのでそれに同行してみました。案内するでもなく、本当にただついていっただけなのになんかスゲー忙しかったので、写真とか撮ってないのですが、Google Mapでごまかしつつ、買い付けで巡った市場を少し紹介します。

サンペーン市場


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市街中心部から少し西、中華街の近く。
地下鉄 MRTファランポーン駅から徒歩15分。
ボート チャオプラヤーエクスプレス船着き場から徒歩5分ほど。

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中華街の大踊りから、人がやっとすれ違えるくらいの細い路地に入ると、左右両側に小さなお店がズラーっと並びます。こまごまとしたチープなアクセサリーや、布生地を中心に様々な商品が、360°どこを見ても隙間なく陳列され、その情報量の多さに、市場に着いてからの最初の10分はテンションが上がります。けれど、道の細さに対してモノだけでもかなりの量なのに、人もかなり多く、身動きの取れなさでだんだんと疲れてくる。しかも、並んでいるのは誰が買うのか分からないような、あまりに粗雑な商品ばかり。僕は買い付けに来る以前にも一度ここを訪れていたのですが、たくさん物は売っているのに欲しいと思える物が何一つ見つからず、その時は手ぶらで帰宅していました。
いすさんをはじめとしたPOV STOREバイヤーチームは、その中でどんどんと素敵な素材や商品を発掘。こんなところにこんな物があったのか、と驚かされました。

チャトチャック ウィークエンドマーケット / トレインマーケット


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チャトチャック ウィークエンドマーケット

市街中心部から北に位置する。
鉄道 BTSモーチット駅
地下鉄 MRTチャトチャックパーク駅
いずれからも徒歩10分弱。

土、日曜日のみオープンする、バンコクで最も有名な市場。毎週末、多くの現地に住む人や観光客が訪れ、熱気に包まれています。ここでしか買えないというようなものは少ないけれど、食器やキッチン用品、家具、衣服から動物、植物まで、大抵の物はここに集中しているので、少ない移動で様々な種類の物を買い付けることができます。なかでも衣服は、観光客向けのお店も多いけれど、おしゃれなタイ国内のブランドもいくつか出店しているので要チェックです。

トレインマーケット

チャトチャック ウィークエンドマーケットから西に700mほど
地下鉄 MRTカンペーンフェット駅から徒歩6分。

金曜日から日曜日までの夜間のみ開かれるナイトマーケット。もともとは鉄道会社が倉庫として利用していた敷地で、線路や建物などそのまま残した状態で開催されています。売られているものもアンティークの雑貨や家具などが多い。観光客は少なく、バンコクに住む若者が多く集います。
一日の最後にここを訪れて、朝から買い付け巡りで疲労困憊しているはずなのに、かなりの量の商品が入ったリュックサックを背負っているはずなのに、それでもバイヤーチームが張り切って買い付けしている様子が印象的でした。



この他にも、道すがら気になったお店にはどんどんアタックして買い付けた商品がたくさん並ぶ、「POV STORE Bangkokシテン」。市場で買い付けた素材が作家の手でどのような商品へと作り上げられたのかも気になるのですが、渋谷まで行かないと実物が見られないのが残念で仕方ありません。
オープン3日で品薄になった商品もあったそうで、僕が追加の買い付けをおこない、この間発送してきたので、もう既にお店に行った人も再度足を運んでみては。会期中にはワークショップなども行われるそうですよ。


今回のオススメTEE

Money
Money / NNNNY
たっぷりお金を持って買い物にいきましょ。

画・文 : 伊藤ガビン

        
伊藤ガビン
伊藤ガビン
編集者。原稿は遅いが、メシを食うのは異様に早い。紙・web・映像・家具など、あらゆるものを編集するが、最近はもっぱらこのサイトの編集に精を出している。実家はスーパー。280円弁当が評判。