2018.05.09

画・文:伊藤ガビン


伊藤ガビンの日記まんじゅう

伝説のTシャツブランドGbMが復活します!! 長めのキャプションもついてますよ! キャプション:いとうせいこう/宇川直宏/細馬宏通/伊藤ガビン/胡口桂子/小沼里菜/廣岡孝弥/ドッグナマコ   ( 第1回から読む )

【速報!!】タナカカツキを中心としたTシャツプロジェクトGbMが復活!!

じ、じ、GbMが復活するゾ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!
というわけで、メインビジュアル、ドン!
GbM_mainvisual
GbMって言われても……という人も多いでしょうから説明いたしますと、1999年(20世紀末)から2005年にかけて、マンガ家タナカカツキがまだコップのフチに足をかけてない頃、突拍子もないイラストを特殊加工でお届けしたTシャツブランドがありました。それがGbM(ジービーエム)です。
そのノンプロフィット・eコマーススタイルの儲からなさの伝説は、
「1円も儲からずにTシャツを作る方法」という書籍として結実し、一旦は息を引き取ったかに見えた。
しかし、やつらは死んじゃいなかった。このミートゥーの勢いに間違え乗車して、奇跡の大復活!
TOKYO CULTUART by BEAMS とのコラボレーションでTシャツ新作10デザイン+スケベ大根ソックスを販売いたします!
10年ぶりの新作、どんなのがあるかと言いますと、例えばこんなの。
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猫ちゃんTですわ。『仕返しインプロヴィゼーション』という名前がついております。
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猫Tまだあった〜。『地球になりたかった猫』
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『運勢つかみ放題』というTがこちら。
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『スー座ーマン 〜もっと急いで!〜』は刺繍仕様になっております。
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『風速犬』です。気持ちいい〜。
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このポーズは相当な修行が必要そうな『ヨガの範疇外』。
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80′sの香り漂う『奇跡のハングオン』。マシンはタイヤのみ!
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『春風』カーテンにつかまる少女です。タナカカツキ内の少女部分が炸裂!
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『虹』という名前です。ふわりふわりと降りてきた着地点にちょうどうんこが!? というロマンチックなTシャツです。(写真はシミュレーション画像です)

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GbM_T_27_up受験産業の盲点を突く問題作『受験に失敗する人の特徴』。あなたのハチマキの巻き方、あっていますか?(写真はシミュレーション画像です)

 

そしてGbM名物長過ぎる商品キャプションをまさかの豪華ゲストに依頼、書籍化して、Tシャツ3枚以上お買上げの方にプレゼント。ノベルティブック「別冊GbM ながめのいいキャプション」を差し上げます(限定20部)です。急いで〜!

イラスト:タナカカツキ
Tシャツデザイン:廣岡孝弥(モ作)
キャプション:いとうせいこう/宇川直宏/細馬宏通/伊藤ガビン/胡口桂子/小沼里菜/廣岡孝弥/ドッグナマコ
写真:池田晶紀(ゆかい)
ビジュアルデザイン:いすたえこ
モデル:篠崎芽美
ヘアメイク:中川りえこ

日程:2018/5/25(金)- 2018/5/30(水) 11:00-20:00
会場:原宿 TOKYO CULTUART by BEAMS
住所:東京都渋谷区神宮前3-24-7-3F
TEL:03-3470-3251

5月26日 13:00 – 17:00 には、金箔を刷りまくりユニット『金箔寺』による、GbM過去Tの絵柄をあなたのお持ちのものに金箔で刷るイベントがあります!! 予定あけといてください!!!!!!!!

2016.02.24

ロゴ:平松るい / 文:細馬宏通


うたのしくみ Season2 第10回 テイラー・スウィフト『We are never ever getting back together』

 2016年のグラミー賞はテイラー・スウィフトが3冠を達成しました。10年前の2006年にデビューした頃は、カントリー歌手として、バンジョーやスチールギターを多用する落ちついたカントリー・ロック調の曲を歌っていた彼女は、この数年、カントリーの枠にこだわらずにさまざまな曲調のポップスをヒットさせ続け、いまや全米を代表するポップス歌手となりました。
 今回取り上げるのは、そのテイラー・スウィフトの少し以前の曲、「私たちは絶対に絶対にヨリを戻さない We are never ever getting back together」(2012)です。グラミー賞の対象となった『1989』を経過したいま改めてきくと、ずいぶんとかわいらしい曲に感じられますが、それをあえて取り上げる理由の一つは、タイトルの長さにあります。
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2015.12.14

ロゴ:平松るい / 文:細馬宏通


うたのしくみ Season2 第9回 クイーン『We will rock you』

 この連載では、複数の人々がうたう歌を中心に取り上げてきたのですが、今回は、ある意味でひときわ規模の大きい大合唱曲を取り上げたいと思います。それは、クイーンの「We will rock you」です。

LINK

 わたしが最初にこの曲をきいた10代の頃は、洋楽のことばにあまり耳を傾けてはいませんでした。細かい意味などわからなくとも、曲の雰囲気さえきけば真意はつかめる、そう思っていたのです。「伝説のチャンピオン」とともにリリースされたこの曲の印象といえば、とにかくフレディ・マーキュリーがなにやら威勢のことをいろいろ言って、最後に「We will, we will rock you!」とメンバー全員が声を合わせて歌う、というものでした。フレディの歌う内容はよくわかりませんでしたが、最後のフレーズから想像するに、それは「おれたちのロックンロールといかしたギターでお前らの魂を震わせてやる!」とかなんとか言ってるのではないかと想像をしていました。
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2015.08.21

ロゴ:平松るい / 文:細馬宏通


うたのしくみ Season2 第8回 WM、もしくは『マッドマックス怒りのデスロード』

 こんにちは。
 ずいぶんご無沙汰してました。

 ご無沙汰している間に何をしていたかというと、今をときめく「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を見てきたのです。見てすぐに見たくなって、翌日も観に行きました。いやあ、マッドマックス怒り、すばらしい。映像も音もすばらしい。しかし、何といっても、ことばがすばらしい。とにかく台詞のあちこちが立っている。まるで2時間にわたる音楽付きのリリックをきいているみたいだ。なんて日だ。なんてラブリーな日だ。

 そんなわけで、今回取り上げるのは「マッドマックス 怒りのデス・ロード」という「うた」です。
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2015.07.07

題字:佐藤直樹 / 文:小泉真由子


大江健三郎を読む女たち 002 妹の誕生

 大江健三郎のアマチュア研究家としてその小説に登場する女たちを中心に読んでゆきます、と言いはって始めたこの連載ですが、すっかりご無沙汰してしまいました。前回の更新以来、私がボンヤリしている間に大江のほうはといえば、岩波から『大江健三郎自選短篇』が出ましたね。

大江健三郎自選短編

 帯に、「全収録作品に加筆修正がほどこされた」とあるように、表紙で実際に大江が入れたと思われる赤字(青いのですが)を確認することができます。この文章は『空の怪物アグイー』のゲラですね。初出は「新潮」1964年1月号です。50年前の小説に、この赤字。「向って深く」を「かぶさる具合に」に。「恥じていた」を「後悔していた」に。「肥りすぎの」をトル、「走らせて、」の「て、」をトル……50年前に書いた小説に対し、このようなレヴェルでの修正がかけられるものなのか。編集者としては、「あの…先生、それをやりはじめると、きりがないので……」などと言いたくもなりますが、もしかしたら小説というのは永久に書き終わらないものなのかもしれません。
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